【電気工事士1種】高圧受電設備の各機器と接地工事の種類(H24年度問44)

問題 <H24年問44>
図中の4a, 4bに入る図記号の組合せで、正しいものは

<解答の選択肢>

— 答え —
4a は A種、4b は D種接地工事である。

【出典:平成24年度第一種電気工事士筆記試験問44】

<接地工事の種類問題を練習したいあなたには>
H23年問36(接地工事種類)
R02年問35(接地工事種類)

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正攻法の解説

4a で接地されるのは、電力量計Wh に電圧値と電流値を送る「電力需給用計器用変成器 VCT」である。この金属製箱の設置で、A種接地工事である。

4b で接地されるは、高圧電路の電圧を計器で測定するための計器用変圧器 VT である。VT の二次側電路には D種接地工事を施す。
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まとめ

高圧受電設備の単線図に現れる接地工事は、

  1. 高圧電路が中を通過する「箱」はぜーんぶ A種
  2. ちっちゃなトランス(VT と CT)は D種
  3. 一番下流の分電盤・配電盤のでっかいトランスの中性点は B種

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