【電気工事士1種】交流負荷の力率が改善するとどんな変化が生じるか(H26年度問9)

<問題 H26年問9>
図のように三相電源から、三相負荷(定格200V、定格消費電力 20kW、遅れ力率 0.8)に電気を供給している配電線路がある。
図のように、低圧進相コンデンサ(容量 15kvar) を設置して、力率を改善した場合の変化として、誤っているものは。
ただし、電源電圧は一定であるとし、負荷のインピーダンスも負荷電圧にかかわらず一定とする。なお、配電線路の抵抗は1線当たり 0.1Ωとし、線路のリアクタンスは無視できるものとする。

<解答の選択肢>

  1. 線電流 I が減少する
  2. 線路の電力損失が減少する
  3. 電源からみて、負荷側の無効電力が減少する
  4. 線路の電圧降下が増加する

— 答え —
力率が改善したときに生じる変化で誤っているのは、4の「線路の電圧降下が増加する」である。

【出典:平成26年度第一種電気工事士筆記試験問9】

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