【電気工事士1種】高圧受電設備ケーブルヘッドの構造・特徴・役割(H29年度問30)

問題 <H29年問30>
①に示すケーブル終端接続部に関する記述として、不適切なものは。

<解答の選択肢>

  1. ストレスコーンは雷サージ電圧が侵入したとき、ケーブルのストレスを緩和するためのものである
  2. 終端接続部の処理では端子部から雨水等がケーブル内に侵入しないように処理する必要がある
  3. ゴムとう管形屋外終端接続部にはストレスコーンが内蔵されているので、あらためてストレスコーンを作る必要はない
  4. 耐塩害終端接続部の処理は海岸に近い場所等、塩害を受けるおそれがある場所に適用される

— 答え —
ストレスコーンの役割は終端接続部の電位傾度を緩和すること。1の「雷サージ電圧が侵入したとき、ケーブルのストレスを緩和」ではない。

【出典:平成29年度第一種電気工事士筆記試験問30】

→ ケーブルヘッド問題を今日マスターしたいあなたには
H27年問30(ケーブルヘッドの種類と外観)
H27年問42(ストレスコーンの用途)
H26年問23(ストレスコーンの用途)

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まとめ

ケーブルヘッドCH で確実に押さえておく 3つのポイント

  1. ストレスコーンの役割は電位傾度の緩和
  2. 外観から3タイプを見極める
  3. 部品

ストレスコーンは、銅遮蔽テープ端部への電気力線の集中を防ぎ電位傾度を緩和することによって、絶縁体の絶縁破壊を防止する役割がある。

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ケーブルヘッドの解説

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