プログラミングは習うより慣れろ!と言いました。
じゃぁ、どのようにすると早く慣れるかというと、人によっていろいろやり方があるかと思います。
もし、思い付かないなぁ、と感じたあなた、あなたに私がお勧めする方法は、
1.試しまくる
2.まねする
3.ちょこっと改造する
です。
このうち今回は、「試しまくる」についてお話を。
同僚がものすごく早く上達したそのわけは
10年くらい前になるのですが、某準大手電気機器メーカーに出向していたときのお話。
出向先で一緒に作業してくれた同僚は、手先が器用で、スキルの上達早くて、イケメンで(これは関係ないか)。それなのに、仕事は好きじゃなくて、残業は一切しない派でした。
一方、私は手先は不器用なんですが、新しいソフトなんかを使いこなすのは早いほうでした。が、あるとき、出向先の CADソフトがバージョンアップされて、かなり操作の仕方が変わったため、慣れるまでに時間がかかってました。
すると、イケメン同僚が、「それ、こうやればいいんだよ」と教えてくれます。
「へ?! なんでそんなやり方知っとん?」と質問したときの、彼の答えがこちら。
「全部試した」
詳しく聞いてみると、メニューに表示されている操作は全部一通りやってみたということでした。
どういうことかというと、これは Gimpという画像処理ソフトですが、一番上のメニューバーを押して表示される赤点線で囲ってある操作を一つずつ実行して、何が起きるかを確認するんです。
何が起きるか分からなくても、とにかく実行するんです!
私は、自分が必要な機能・操作しか触らない派なんですが、彼はまず最初に一通り触ることにしているそうです。
どうやら、この「最初に全部試す」ことが、私よりも彼のほうが早く上達する秘訣でした。
そういえば、子供達って、失敗する・成功するに関係なく、いろんなことをとりあえず遊び感覚でやってしまうから、上達が早い、なんてことを聞いたことがあるような、あるような。
というわけで、次回は Scratchに早く慣れるために、何が起きるかをいろいろ試してみましょう!
Scratch・プログラミングに早く慣れる方法その3「試しまくる」
コメント