Scratchでプログラムを動かしているとき、スクリプトに書いてあるブロックの塊(チーム)の後ろが黄金色に明るくなるときがあるのに気づいていらっしゃるでしょうか?
まるで、後光が差しているかのような。
今回は、この「後光」についてご説明します。
チームの後光?
猫を左右に動かすプログラムを作って、猫を左右に動かしてみてください。
このとき、猫ではなく、「スクリプト」に注目してみてください。
動かす前
痛!と叫んでいるとき
1秒経ったあと
猫が「痛!」と叫んでいるとき、「右矢印キーが押されたとき」チームのバックがほんのり黄金色に光っていて、後光が差しているような感じになっているのが分かるでしょうか?
この後光が、チームが動いている(プログラムが動作している)ことを表しています。
チームは同時に動ける
このチームですが、1つずつ動くのではなく、同時に動くことができます。それを体験していただきましょう。
Scratchでメロディーを奏でてみようで、数字キーの1、2、3を押したら、それぞれキラキラ星、チューリップ、ドレミの歌の4小節が演奏されるプログラムを作りました。
これを少し改造してみましょう。
まず、ドレミの歌のチーム全部と、チューリップのチームの「キーが押されたとき」ブロックを除いたブロック塊を削除します。
そしたら、「キラキラ星」チームの演奏部分をコピーして、
「2キーが押されたとき」ブロックの下に、貼り付けます。
それでは、同時に動かすことを体験してみましょう。
動画では、次の操作を行っています。
1.まず「1」キーを押して、最後まで演奏
2.次に「2」キーを押して、最後まで演奏
3.最後、「1」キーを押して、曲途中で「2」キーを押す
後光がどうなったか、演奏がどうなったか、あなたも実際に体験してみてください。
次回の予告
じゃぁ、この後光はなんで差すの?という疑問が沸きます。
この答えは Scratchを作ったグループに確認しなければ分かりません。
ただ、どのチームが動いているか分かると、プログラムの「デバッグ」に利用することができます。
次回は、この「後光」を利用した、プログラムのデバッグをあなたに体験していただこうと思います。
お楽しみに。
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